艦これ:不運を鎮める

艦これにおける「運」の制御について考えてみました。

艦これというゲームは、極論すればプレイ時間をカード(艦娘)に変換するゲームです。艦娘を強くするかどうかはプレイヤーの決めることですが強くしないとマップを攻略できず、マップを攻略しないと入手できない艦娘が居る以上、必然的にプレイ時間を投入して艦娘を強くし、マップを攻略することになります。

ここで強くする事だけを考えるなら、艦これは難しくありません。演習を行い、比較的容易で経験値の高いマップを巡回するだけです。しかし攻略となると違います。

艦これは決定論的なゲームではありません。ですから、単に艦娘を強くしてもマップを攻略できません。情報を集めて強い艦娘で正しい編成を組み、適切な装備を持たせても、勝てるとは限りません。「運」が無いと勝てない、と言われます。

そしてイベントのような限定的なマップでは、短時間に集中的に資源が投下されるため、運の善し悪しは結果に重大な影響を与えます。キーは資源不足です。プレイヤーとしては悪運による資源不足をなんとしても避けたいところです。

「運」とはなんでしょうか。統計的に言えば、それはステージごとの対ボス勝率です。そしてボスに勝つためにはその前に立ちはだかる艦隊を倒さなければなりません。また、正しいルートを通らなければなりません。当然としてボスに対する勝率とはボスへの到達率を含んでおり、ということは、その前に立ちはだかる艦隊への勝率と、正しいルートへの到達率が必要になります。

前置きが長くなりましたが、艦これにおいては次の二つの「運」が戦いを左右します。

  • 被弾率
  • 羅針盤

被弾率とはちょっとまとめすぎですが、かみ砕いて言えば道中に大破する確率です。回避力を高め、艦娘のLvを大きくしても、重巡リ級のカットインの前には無力です。これは当たらないように祈るしかありません。また、羅針盤も制御できるもの、出来ないものがあります。出来ないものについては、祈るだけです。

が、しかし。

実際には艦これというゲームには、この運を制御する方法があります。それにはルールに組み込まれている方法もあれば、プレイヤーが編み出した方法もあります。それらを列挙するとこうなります。

  • 米帝プレイ
  • 女神
  • 捨て艦(日帝プレイ)
  • F5

以下、一つずつ考えてみます。

米帝プレイは、大量のリアルマネーを使って資源を買い足す方法です。運が悪いとボスがなかなか倒せず、イベント中に資源が枯渇することになります。それをお金で補い、湯水のように資源を注ぎ込むことで時間をかけて運の悪さを戦闘数で押しつぶしてしまおうという考え方です。運とは確率的には「勝率」でしかありませんから、母数である戦闘数を増やせば勝ち数は増え、自ずとマップを攻略できます。歴史的に米軍はヨーロッパ戦線でも太平洋戦線でも敵の強さを数で圧倒する戦略をたびたび採用していますので、実に正しい命名方法です。

女神は米帝プレイの一種ですが、少し考え方が違います。米帝プレイはあくまで統計的なアプローチであり、戦略的です。一方、女神は個別の戦闘に対する対応であり、戦術的です。

女神を搭載した艦は、敵に撃沈しても直ちに復活することが出来ます。この結果、ボス前で大破を食らって撤退すると言うことが激減することになります。被弾という個別の運の悪さに対する対策が女神です。結果的に戦闘における大破の影響力が軽減され、ボスの前に立つ回数が増えることになり、ひいてはマップ攻略の可能性を上げます。

女神の搭載は個別の艦を強くしません。むしろ兵器スロットを一つ占領するため、弱体化します。それでも、「ボスの前に立つことが出来たら勝てる艦隊」の場合は多少の犠牲を払って女神を使う価値があります。

捨て艦は艦隊の中に、道中拾った重巡や駆逐艦を入れておく方法です。これは敵が弱い艦から狙いがちであることを利用し、砲火を集中させることで戦艦などの主要火力を危険にさらさないようにします。捨て艦は轟沈が前提で大破してもそのまま先に進みます。効果としては女神同様大破進軍が可能になる点ですが、主力艦が弱体化しない点が異なります。一方、艦隊全体の火力としては低下します。これは女神使用時と同じです。捨て艦プレイを日帝プレイと呼ぶ人も居ます。米帝の対というわけですが、大戦後期のはじめから人がぬことが前提の愚かしい作戦に対する揶揄も入っているようです。なお、当初海軍では「必死兵器」の開発が禁じられていたとのこと。プレイヤーの間でも、捨て艦はあまり褒められた方法では無いとされています。ただし、禁止されている戦法ではありません。

F5は一種のタブーです。これは「お仕置き部屋」などと呼ばれるハズレルートに入ったときにブラウザを強制再読み込みする方法です。有り体に言えば。ずるです。

F5がなぜ運の制御に効くかというと、絶対に勝率に寄与しない無駄な戦いを強制中止するからです。E-4のボス前のような所に配置されたお仕置き部屋は、一度迷い込むと艦隊中が大破になって放り出されます。結果的に膨大な修復資源を吸い取られることになります。しかし、F5によって中断すれば、大きな資源節約になり、またバケツ、女神の浪費も避けられます。F5は個別の戦闘で使用する戦術ですが効果は戦略的です。

F5に関してはプレイヤーとしては明確に「ずる」であるものの、どうも運営の態度に曖昧な点が認められます(お仕置き部屋に工夫することで、F5を押すメリットを殺すことが出来る。なのにする気配が無い)。明確には名指しで禁じられていないものの、今後どうなるかはグレーですし、プレイヤーとしてはずるになります。使う方はよく考えて自分の責任で、としか言いようがありません。

以上、運への対抗手段をまとめました。プレイヤー間では運は制御できないと言うことになっていますが、これまで見てきたようにいくつかの戦法、プレイスタイルは明確に運を制御する性質を持っています。

広告

艦これ:E-4クリア

艦これ秋(?)のイベント、「決戦!鉄底海峡を抜けて」が去る金曜の夕方から始まりました。私は事情があって始めたのは土曜日の夜ですが、夜のうちにE1-E2クリア。昨日E-3をクリアした後、本日E-4をクリアしました。残りはE-5ですが、これは来週に持ち越しです。

今回のイベントはE-4から急激に難度が上がります。E-4にこれから挑戦する方も居るかと思います。艦隊構成などはあちこちに書いてありますので、わたしの方からはクリア経験者によるちょっとしたヒントを。

  • 支援艦隊はゲージを削り終わった後、ボスをたたきつぶすために使いましょう。出撃ごとに使っていると、資源も神経も持ちません。
  • E-4に取りかかる前に、支援艦隊の準備をしておいてください。編成を決め、それぞれの艦娘に3回ずつきらきら付けを行います。3回行っておけば、手こずらない限り途中できらきら付けをすることなく終わるでしょう。前日までに終えておきましょう。
  • 帰投後10分ほどの休憩を取りましょう。そうでなければ途中の大破撤退が増えることになります。これは間宮消灯後も、疲労が残っているためです。
  • この10分の休憩は、ゲージ回復を前にすると結構なストレスです。そこで、可能なら二艦隊用意して交互出撃しましょう。これにより、片方が出撃している間は他方が休むことが出来ます。
  • 交互出撃を円滑にするには2艦隊を配備状態にする必要があります。さらに、終盤に支援艦隊を出すには1艦隊の空きが必要です。そこでE-4攻略当日は、遠征に出す艦隊は1艦隊に絞ってください。0に出来るならそのほうがさっぱりします。
  • 傾向として、ボス前のハズレルート(通称お仕置き部屋)は数回連続した後、しばらくなりをひそめるようです。理由は不明。お仕置き部屋が続いても、深呼吸して強い意志を保ちましょう。プレイヤーが取り乱すと、艦娘を事故でロストすることになります。
  • 出撃前に全艦装備チェック。混乱の中で女神・ダメコンの発動忘れて艦娘をロストした提督複数。
  • 「帰ろう、帰ればまた来ることが出来る」
  • 「慢心、だめ。絶対」
  • 途中E4の失敗攻略をしたことを除けば、これまでの資源消費量は燃料が15000程度で他の資源の消費量はそれ以下です。燃料消費量のうち10000はE4
  • バケツは170ほど使いました。120程度がE4です。

それでは皆さんもがんばってください。