映画:『氷菓』についてもう少し

先日ブログに映画の感想を書いた後にも映画化について考えていました。自分の考えをまとめるために書き記しておきます。

小説を映画化する際には一語一句変えずにそのまま映像化することは原則として意味が無いため、当然のように映画には改変があります。その中で一番私にショックを与えたのは、設定やストーリーの変更ではなく

「神山高校の校舎が奉太郎の時代と関谷純の時代で同じ」

事です。

この投稿の続きを読む

広告

『つうかあ』第五話

ツイッターのほうでわあわあわめいているアニメ『つうかあ』ですが、第五話がちょっと素通りできないほど掘り下げの深いエピソードですのでブログに書き残すことにしました。

私はこの番組に対して、「せっかくのサイドカー(レーシング・ニーラー)アニメなのに、女の子の関係にばかりフォーカスしている」点に不満を感じています。しかし、今回はあまりにもその心理的掘り下げがすばらしかったため、賞賛せざるをえなくなってしまいました。

第四話Swap Meetと第五話Reverse Gridは二話連続で筑波の村田いずみ・鈴木なぎさペアに焦点を当てています。ちなみにReverse Gridはレーシング用語で、強い選手が毎回勝って退屈なレース運びにならないよう、前回優勝者のスターティング・グリッドを後ろに下げる措置のことです。

この投稿の続きを読む

映画『氷菓』を観てきました

映画『氷菓』を観てきました。

米澤穂信作品の映画化に関しては、『インシテミル』にがっかりしたのでこの作品には不安があったのも事実です。が、終わってみれば当初の不安は吹き飛び、「観て良かった!」という感想で一杯です。

以下感想を書きます。このマイナー・ブログをわざわざ読んでいるのは原作『氷菓』を何度も読んだような濃いファンばかりでしょうからいまさらネタバレを心配しても仕方有りません。しかし、映画には映画の発見と驚きがありますので、できればこれを読まずに映画を観ることをお奨めします。

この投稿の続きを読む