『艦これ』始めました

ツイッターでもぶつぶつ言ってますが、話題のゲーム『艦隊コレクション』を始めました。

そもそも私はゲームとほとんど縁がありません。家にはゲーム・コンソールもポータブル・ゲームもありません。PCゲームも最後にやったのは10年前くらいです。気の迷いですねぇ。

ゲームをやらないとは言え、あちこちで盛り上がっているゲーム関係の話はちらちらと横目で見てはいました。しかしいざ初めて見ると、新鮮です。ブラウザの上でこんな風に絵が動いて、声が出て、ってのはちょっと感動します。

さて、このゲーム。育成ゲームだと誤解していたのですが、そもそもタイトルに『コレクション』とあります。まぁ、正直育成ゲームとかコレクションとか、名前しか知らなかったというのが実情ですが。どうやら育成ゲームはひとりのキャラクターを育てて、コレクションはカードを集めるモノということでしょうか。『艦これ』は、それぞれの艦船を育てながら、その時々の絵をアルバムに収めていくゲームでした。

ちょっと面白いのは、女の子の属性を艦艇の性質で決めていることです。

足の速い駆逐艦は元気な女の子という設定のようです。太平洋戦争が始まる頃までは、駆逐艦は商戦を襲ったり、砲撃戦で傷ついて艦隊からはぐれた戦艦に、波を蹴って落ち武者狩りをかけるようなどう猛な役割でした。

その駆逐艦隊を束ねる軽巡洋艦は上級生のお姉さん。集中砲火を浴びる度に悲鳴を上げている『神通』は、実際に配下の駆逐艦に獲物を見せるためにサーチライトを敵に浴びせかけ、結果的に雨のような集中砲火を食らい続けたという史実に基づいた設定でしょう。

水上機母艦は軽巡と同じ年くらいのようですが、少し品の良さというか線の弱さを感じさせます。実際、撃たれ弱い(苦笑)。

あちこちで言われているように空母『赤城』の大食漢ぶりには唖然とします。大量の航空機を積むための巨体は燃費が悪く、そのうえ厚い装甲など持っていません。歯を食いしばって殴り合いを続ける重巡洋艦の横であっさり被弾してドックで寝込むという、噂通りの食っちゃ寝ぶりです。

「空母機動部隊なんて、資源を持っていない島国が維持できるモノじゃ無かったんだ」

と、痛切に感じながら女の子のカードを集めるという妙な楽しみ方をしています。