2018年夏アニメの『はるかなレシーブ』。こういっちゃなんですが、予想外に楽しかったです。
沖縄に転校したスポーツ大好きなヒロインがビーチバレーに打ち込む。というと、水着シーンだらけのウハウハアニメに思えます。実際、そういうシーンは非常に多い作品でした。ところが、どのエピソードもキャッチーな出だしから始まってあっという間に試合や練習シーンに引き込まれていくことの繰り返しでした。ストーリーは薄かったですが、逆に有り余る時間を使って試合の緊迫感や登場人物の考えにフォーカスした脚本の勝利でしょう。
作画も夏らしい空の深い青が印象的なほか、瞳がずいぶん印象的でした。
当初は登場するきゃらがうじうじしてばかりでどうしたものかと思いましたが、後半にかけてまっすぐでからっとしたスポーツものになったのがよかったですね。
音楽も記憶に残る、よい作品でした。